4月21日(現地時間20日、日付は以下同)。メンフィス・グリズリーズは翌22日のロサンゼルス・クリッパーズ戦に向けたインジュリーレポートで、ジャレン・ジャクソンJr.のステータスをquestionable(疑わしい)とした。
ジャクソンJr.は2018年のドラフト1巡目全体4位でグリズリーズから指名された211センチ109キロのビッグマン。元NBA選手を父に持つサラブレッドは、キャリア2年目の昨季に平均17.4得点4.6リバウンド1.4アシスト1.6ブロックに3ポイント39.4パーセント(平均2.5本成功)をマークし、ジャ・モラントに次ぐチーム第2の得点源として活躍。
ところが、昨季の第二幕として行なわれたシーディングゲーム(順位決定戦)の期間中に左膝半月板を断裂したことでシーズンを終え、手術を受けていたため、今季ここまで全休していた。もしクリッパーズ戦で復帰となれば、約8か月ぶりの出場となる。
グリズリーズは21日終了時点でウェスタン・カンファレンス8位の29勝27敗。モラントを中心に、ヨナス・バランチュナスやディロン・ブルックス、カイル・アンダーソン、ブランドン・クラークといった選手たちの活躍で勝ち越している。
ブランク明けということもあり、ジャクソンJr.が復帰後すぐにトップパフォーマンスを残せるかは微妙ながら、昨季果たせなかったプレーオフ進出を狙うグリズリーズにとって、21歳のビッグマン復帰は今後に向けて追い風となりそうだ。