5月7日(現地時間6日、日付は以下同)、ワシントン・ウィザーズがトロント・ラプターズと対戦し、131-129で勝利した。
八村塁と渡邊雄太の日本人マッチアップが期待されたこの試合。両者とも欠場したため実現しなかったが、ウィザーズが延長戦までもつれた激戦を制した。勝利したウィザーズはブラッドリー・ビールが28得点5リバウンド5アシスト、ハウル・ネトが25得点、ラッセル・ウェストブルックが13得点17リバウンド17アシストをマークした。
この試合で今シーズン34回目となるトリプルダブルを達成したウェストブルックは、オスカー・ロバートソン(元ミルウォーキー・バックスほか)が保持する通算181回のトリプルダブル歴代記録まであと「1」に。そして、3試合で50リバウンド50アシスト以上を記録したNBA史上初の選手となった。
Russell Westbrook is the first player in NBA history to record 50 rebounds and 50 assists over a three-game span.#WizRaptors | @russwest44 pic.twitter.com/YFrAYHy3OH
— Washington Wizards (@WashWizards) May 7, 2021
ウェストブルックは4日のインディアナ・ペイサーズ戦で14得点21リバウンド24アシスト、6日のバックス戦で29得点12リバウンド17アシストを記録。今日行われたラプターズ戦のスタッツを合わせると、3試合で56得点50リバウンド58アシストを挙げたことになり、NBA史上初となる記録を打ち立てた。
ウィザーズは今シーズン残り5試合。このまま調子を維持することができれば、トリプルダブル歴代記録は更新することになるだろう。驚異的なスタッツを残し続ける“ミスター・トリプルダブル”の活躍に目が離せない。