ペリカンズに大打撃、ザイオン・ウィリアムソンが左手薬指の骨折で無期限の離脱

得点源のザイオンが離脱[写真]=Getty Images

 5月8日(現地時間7日、日付は以下同)。ニューオーリンズ・ペリカンズはザイオン・ウィリアムソンが左手の薬指骨折により無期限の離脱になることを発表した。

 キャリア2年目の今季、ザイオンは61試合の出場で平均27.0得点7.2リバウンド3.7アシストにフィールドゴール61.1パーセントを残していた。だが20歳のフォワードにとって左手は利き手であり、シュートハンドでもあるだけに、無念の離脱に。

 だがペリカンズでバスケットボール運営部門副代表を務めるデイビッド・グリフィンはこのケガについて、レフェリーたちがきちんとファウルをジャッジしていれば「回避できた」と不満を募らせていた。

 

 201センチ128キロという頑強な身体を持ち、ペイントエリアにおいてリーグトップの平均20.3得点を記録するザイオンについて、グリフィンはこう話していた。

「彼はおそらく、一定期間においてケガに苦しんできたと思う。これは(強烈なフィジカルコンタクトによる)接触のケガであり、ぶつけられて起こったケガだ。彼はこれまで何度も何度も手をたたかれてきたんだ」。

 ペリカンズは8日終了時点でウェスタン・カンファレンス11位の30勝37敗。プレーイン・トーナメント最後のスポットとなる10位のサンアントニオ・スパーズ(32勝34敗)を2.5ゲーム差で追っている。

 だがザイオンに加え、ブランドン・イングラムも足首を痛めて欠場しているだけに、ペリカンズのプレーイン・トーナメント進出は非常に厳しい状況になったと言わざるをえない。

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