ダラス・マーベリックスが5月15日(現地時間14日、日付は以下同)に行なわれたトロント・ラプターズ戦を114-110で制したことで、2年連続のプレーオフ進出を決めた。
ここ15戦で12勝3敗と大きく勝ち越したマブスでは、クリスタプス・ポルジンギスが21得点10リバウンド、ルカ・ドンチッチが今季11度目のトリプルダブル(20得点10リバウンド11アシスト)、ジェイレン・ブランソンが19得点4アシスト、ドリアン・フィニー・スミスが17得点、ジョシュ・リチャードソンが10得点をマーク。
💫 @luka7doncic, @dallasmavs clinch #NBAPlayoffs!
20 points
10 boards
11 dimes pic.twitter.com/8fFa8Huaow— NBA (@NBA) May 15, 2021
一時はウェスタン・カンファレンス下位まで沈んだマブスだったが、4月下旬から調子を上げて自力でポストシーズン行きを確定。ドンチッチは自身2度目のプレーオフについてこう語る。
「最高だね。……だって12位か13位になった時、皆がそろって僕らのことをプレーオフから除外したからね。でも僕らは今、プレーオフ進出を決めた。それにこのチームは数日のオフがあるんだ。それこそ僕らに必要なことなんだ」。
ドンチッチがそう話したように、レギュラーシーズン最終戦が17日で、プレーオフ開幕は23日のため、プレーオフ進出を決めたチームは中5日間の休養を手にすることができる。チーム練習やワークアウトこそあるものの、プレーオフに向けてスイッチを切り替えることもできるだろう。
リック・カーライルHC(ヘッドコーチ)も「プレーインを回避できたことは大きい、重要なことだ。プレーインの状況に陥らなかったことには非常に多くのアドバンテージがある。私はとてもうれしい。選手たちはこのためにものすごくハードにプレーしてくれたよ」と話しており、選手たちの奮戦を称えていた。
現時点でマブスがファーストラウンドで対戦する相手は決まっていないものの、デンバー・ナゲッツかロサンゼルス・クリッパーズ(いずれも15日終了時点で47勝24敗)になる見込み。
昨季プレーオフデビューを飾ったドンチッチは、クリッパーズ相手に2勝4敗で敗れたものの、シリーズ平均31.0得点9.8リバウンド8.7アシストと大暴れを見せているだけに、今季もチャンピオンシップ獲得を目指して大車輪の活躍を期待したいところだ。