2000年代序盤にキングスで活躍したボビー・ジャクソンがGリーグチームの指揮官へ就任

キングスの主力として活躍してきたジャクソン[写真]=Getty Images

 5月28日(現地時間27日、日付は以下同)。サクラメント・キングス傘下のGリーグチーム、ストックトン・キングスは、ヘッドコーチ(HC)にボビー・ジャクソン(元キングスほか)が就任したことを発表した。

 ジャクソンはNBAキャリア12シーズンを誇るスコアリングガード。2000年代序盤と後半の計6シーズンをキングスでプレーし、02-03シーズンには平均15.2得点3.7リバウンド3.1アシスト1.2スティールを残して最優秀シックスマン賞に輝いた実績を持つ。

  

 

 現役引退後、ジャクソンは11-12から12-13シーズンをキングスのアシスタントコーチ(AC)、ここ3シーズンは選手育成コーチ兼ACを務めており、来季からGリーグチームを率いることに。

 キングスのモンテ・マクネアGM(ゼネラルマネージャー)は「我々はボビーがGリーグチームを引っ張っていくこと、そこでこの球団の将来へ向けて育成を続けてくれることを楽しみにしています。彼はここ20年以上に渡ってキングスという組織におり、彼が持つ情け容赦のないハードワークと価値ある知識とメンターシップを持ち込んで貢献してくれています」とリリースの中で期待を寄せている。

 今季ウェスタン・カンファレンス12位の31勝41敗に終わったことで、キングスは15シーズンもプレーオフから遠ざかっている。だが将来に向けて、情熱を持って選手たちへ接するジャクソンの存在は、Gリーグで奮戦を続ける選手たちにも好影響を与えることだろう。

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