PO初黒星を喫したネッツのハーデン「物事は簡単にはいかないといういい合図になった」

シリーズ最多の41得点を奪ったハーデン(左)[写真]=Getty Images

 5月29日(現地時間28日、日付は以下同)。ブルックリン・ネッツは敵地TDガーデンへ乗り込み、ボストン・セルティックスとのプレーオフ ファーストラウンド第3戦に臨んだ。

 試合はケンバ・ウォーカーのドライブでセルティックスが先制するも、ネッツはジェームズ・ハーデンの3ポイントプレーを皮切りに、ジョー・ハリスケビン・デュラントの長距離砲がさく裂。

 その後もハーデンのドライブにフリースロー、ステップバックスリー、ハリスの3ポイントが決まり、第1クォーター残り8分36秒でネッツが19-4と15点ものリードを手にした。

 だがこの日はセルティックスもホームで奮戦。「我々は今夜、数多くの選手たちがステップアップしてくれた」とブラッド・スティーブンズHC(ヘッドコーチ)が話したように、セルティックスはチーム全員でネッツに襲い掛かった。

 試合は第2戦で右眼を負傷したジェイソン・テイタムがゲームハイの50得点に6リバウンド7アシスト2スティールの超絶パフォーマンスを見せただけでなく、マーカス・スマートが23得点6アシスト、トリスタン・トンプソンが19得点13リバウンド、エバン・フォーニエが17得点5リバウンドを残し、125-119でセルティックスがシリーズ初勝利。

 

 今年のプレーオフで初黒星を喫したネッツでは、ハーデンが41得点7リバウンド10アシスト、デュラントが39得点9リバウンド4スティール、カイリー・アービングが16得点6リバウンドを残すも、2ケタ得点はこの3選手のみとなった。

「今夜の彼らはショットを決め切っていた。特にテイタムがね。彼は俺たちの前でいくつかタフショットを沈めたんだ。そのどれもがイージーなものではなかったと思うね」とデュラントはテイタムの活躍を称えていた。

 もっとも、今年のプレーオフで最多となる41得点を奪ったハーデンは「俺たちはできる限り負けたくはない。でもこれはこのチームにとって良いことなのだろう。前の試合で、俺たちは良すぎたから」と切り出し、自信を見せていた。

「この負けが、物事は簡単にはいかないといういい合図になった。もちろん、今夜俺たちは勝ちたかった。(負けたことで)今はフィルムを観て振り返り、向上し続けていく必要があるということ。(ビッグ3にとっては)一緒にコートへ立ってまだ10試合目であり、個人として、チームとしてまだまだ学んでいかなきゃいけないことがたくさんある。でも映像を見直し続けて向上を続けることで良くなっていくさ」。

 両チームによるシリーズ第4戦は31日。セルティックスが2勝2敗のタイへと持ち込むか、それともネッツが3勝目をあげてファーストラウンド突破に王手をかけるのか、要注目の一戦となりそうだ。

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