2021.11.17
ブルックリン・ネッツとボストン・セルティックスによるプレーオフ ファーストラウンドは、2戦を終えてネッツが2勝0敗と優位に立っている。
ケビン・デュラントのシリーズ平均29.0得点10.0リバウンド2.5ブロックを筆頭に、カイリー・アービングが同22.0得点6.0リバウンド、ジェームズ・ハーデンが同20.5得点7.0リバウンド7.5アシスト2.5スティールと、ビッグ3がいずれも平均20得点以上をマーク。
リーグ最高級のビッグ3を擁するネッツだけに、高精度なシュート力を持つジョー・ハリスへのディフェンスの優先事項が下がってしまうのも無理はない。相手チームが密着マークしてこないことについて、ハリスは「そうなるよね。それが現実なんだ。このチームには史上最高のオフェンシブプレーヤーが3人もいるんだから」と第2戦終了後に語り、その恩恵を受けていると明かした。
ハリスは第2戦で3ポイント70.0パーセント(7/10)を含む25得点に4リバウンド3アシスト2スティール1ブロックと大活躍。シリーズ平均でも17.5得点、フィールドゴール52.0パーセント、3ポイント56.3パーセントの高精度を誇り、ビッグ3を見事に援護射撃している。
「正直な話、どれだけ(3ポイントを)成功させているかは考えすぎないようにしていた。ゲームの中で追いかけて、リズムをつかもうとしただけ。それはレギュラーシーズンとほとんど同じことさ。スペースがあればシュートするだけ。今夜は10本も打つことができた。それは多くの場面でスペースができたこともそうだし、動き回って、アグレッシブにいようとした結果さ。特に今夜は早い時間帯からオープンショットが多く打てて自信を持つことができたよ」。
ハリスは持ち前のクイックリリースで第1クォーターから爆発。最初の12分間だけで4本すべての3ポイント成功を含む16得点に3リバウンド2スティールと攻防両面でハッスルし、ネッツに勢いを持ち込んだ。
ネッツにはアイソレーションから軽々と点を積み重ねるビッグ3がいるとはいえ、キャッチ&シュートから素早く長距離砲をお見舞いするハリスも相手からしたら厄介な存在に違いない。
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