クリッパーズのカワイ・レナードがジャズとの第5戦を欠場、無期限離脱の可能性も…

クリッパーズのエースが戦線離脱に[写真]=Getty Images

 6月17日(現地時間16日、日付は以下同)。ロサンゼルス・クリッパーズは、カワイ・レナードが右膝を捻ったことにより、同日行なわれるウェスタン・カンファレンス・セミファイナル第5戦を欠場すると発表した。

 29歳のフォワードは、ユタ・ジャズとのシリーズで平均27.3得点7.5リバウンド4.0アシスト1.8スティールを残してチームをけん引。2度のファイナルMVPを獲得してきたオールスターだけに、クリッパーズが大幅に戦力ダウンすることは否めない。

 レナードは第4戦でも31得点の大活躍を見せていたものの、第4クォーター残り約5分にボールプッシュからリングへ向かっていた時にジョー・イングルズと接触し、右足が不自然な形で着地。本人にも違和感があったのか、コートを離れて一度右膝の感触を確かめていた。

 その後約1分プレーを続けており、残り4分35秒にベンチへ戻り、そのまま試合には戻らなかった。その時点でクリッパーズは16点のリードを手にしていたこともあり、次戦でもプレーするだろうと思われていた矢先だった。

 もっとも、『The Athletic』のシャムズ・シャラニア記者は情報筋から得たものとして、クリッパーズはレナードが右膝の前十字靭帯を断裂していることを恐れており、無期限の離脱になるだろうと報じている。

 ジャズとクリッパーズによるシリーズは2勝2敗。勝利チームがカンファレンス・ファイナル進出に王手がかかる第5戦で、ジャズもオールスターのマイク・コンリーが欠場することを発表しているとはいえ、クリッパーズにとってレナードが欠場することはエースを失うことを意味するだけに、シリーズの行方にも影響を及ぼすことになるだろう。

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