ニューオーリンズ・ペリカンズは17日(現地時間16日、日付は以下同)、スタン・バン・ガンディヘッドコーチが今シーズンをもって退任すると発表した。
現在61歳の同氏は、1995-96シーズンからマイアミ・ヒートのアシスタントコーチに就任し、2003-04シーズンから2005-06シーズン途中までHCを務めた。その後2007-08シーズンからオーランド・マジックの指揮官に就き、2009年にはNBAファイナル進出。マジックで5シーズン指揮を執り、2014-15から2017-18シーズンまではデトロイト・ピストンズでHC兼バスケットボール運営部門代表を務めた。
そして昨年10月にペリカンズのHCへ就任したが、31勝41敗でウェスタン・カンファレンス11位に終わり、プレーオフ進出を逃していた。
今回の発表にあたり、ペリカンズのバスケットボール運営部門代表を務めるデイヴィッド・グリフィン氏は「個人的にもプロフェッショナルとしてもスタンのことを非常に尊敬しているので、難しい決断だった」とコメント。その上で、「我々は別々の方向に進むことがチームの利益につながると合意した。スタンの今後の活躍を祈っている」と感謝の意を述べた。