6月24日(現地時間23日、日付は以下同)。ボストン・セルティックスは新ヘッドコーチ(HC)としてアイメ・ユードカと契約合意に至ったと『ESPN』が報じた。
ユードカはNBAキャリア7シーズンで主にフォワードとしてプレーし、平均5.2得点2.9リバウンド1.0アシストを記録。2012-13シーズンからアシスタントコーチ(AC)としてサンアントニオ・スパーズ、フィラデルフィア・セブンティシクサーズに所属し、今季はブルックリン・ネッツでACを務めていた。
セルティックスは先日、バスケットボール運営部門代表兼ゼネラルマネージャー(GM)を務めていたダニー・エインジが引退し、ブラッド・スティーブンズHCが後任となったことで、チームを率いる新たな指揮官を探しており、ユードカとの契約に成功。
スパーズ、シクサーズ、ネッツというプレーオフチームでACを務めた経験を持つユードカだが、契約に向けて大きな要因となったのは、主力選手たちの猛プッシュだという。
というのも、ユードカは2019年のFIBAワールドカップでアメリカ代表のACを務めており、ロースターにはジェイソン・テイタム、ジェイレン・ブラウン、マーカス・スマートがいた。セルティックスの主軸を務める選手たちが、ユードカを推したと同メディアが報じている。
セルティックスの新HC候補には、ミルウォーキー・バックスのダービン・ハムAC、ロサンゼルス・クリッパーズのチャウンシー・ビラップスACが複数回の面談をし、候補に挙がっていたものの、最終的にはユードカと契約することとなった。