6月25日(現地時間24日、日付は以下同)。インディアナ・ペイサーズは、新たな指揮官としてリック・カーライルとの契約合意に至ったことを発表した。
カーライルは今季までの13シーズンをダラス・マーベリックスでヘッドコーチ(HC)を務めてきたものの、18日に辞任しており、約1週間後に新たなチームの指揮官へ決まったこととなる。
ペイサーズにはもともと1997-98から99-2000までの3シーズンをアシスタントコーチ、2003-04から06-07までの4シーズンをHCとして務めており、今回はカーライルにとって古巣への復帰となった。
OFFICIAL: We have reached an agreement with Rick Carlisle to become head coach.
More info >> https://t.co/HLgU6gI0gd pic.twitter.com/xEZIhRvQPV
— Indiana Pacers (@Pacers) June 24, 2021
61歳のカーライルは、グレッグ・ポポヴィッチHC(サンアントニオ・スパーズ/1310勝)、ドック・リバースHC(フィラデルフィア・セブンティシクサーズ/992勝)に次ぐ現役3位の通算836勝を残す名将。
ペイサーズはワシントン・ウィザーズとのプレーイン・ゲームに敗れたことで、今季は6シーズンぶりにプレーオフ進出を逃した。だがロースターにはドマンタス・サボニスにマルコム・ブログドン、キャリス・ラバート、TJ・ウォーレン、マイルズ・ターナーといった有能な選手たちがおり、古巣復帰となった指揮官が再びプレーオフの常連チームへ、さらには優勝候補へと引き上げることができるか注目していきたい。