レナードが第4戦も欠場も、クリッパーズ指揮官は「我々が降参することは絶対にない」

ジョージ(右)を中心に第3戦を制したクリッパーズ[写真]=Getty Images

「僕らは少しずつ崩し続けている。そして相手に自分たちの意志というものを見せつけて、向上する道を模索しているんだ。今夜の僕らはハートの強さを示して激しい戦いができた」。

 ロサンゼルス・クリッパーズのレジー・ジャクソンは6月25日(現地時間24日、日付は以下同)に行なわれたウェスタン・カンファレンス・ファイナル第3戦終了後にそう語り、フェニックス・サンズ相手に106-92で初勝利を飾ったことを喜んだ。

 この日のクリッパーズはポール・ジョージが27得点15リバウンド8アシスト、ジャクソンが23得点3アシスト2スティール、イビツァ・ズバッツが15得点16リバウンド2ブロック、テレンス・マンが12得点5リバウンドをマーク。

  

 ジョージはこの試合でフィールドゴール34.6パーセント(9/26)、3ポイント27.3パーセント(3/11)と苦しんだものの、前半終了間際にドライブから強烈なダンクをたたき込み、ロッカールームへと向かった。

「たぶん、あのプレーが相手の流れを少しつぶしたんだ。全てのことをこなせる彼のような選手がこのチームにいることを幸運に思うよ」とジャクソンは語り、チームを引っ張るジョージはこう語る。

「自分たちのホームコートを死守しなきゃいけない。それに相手の特性にも対応する必要があった。そして俺たちよりもハードにプレーさせてたまるか、という気持ちで臨んだ」。

 27日に行なわれるシリーズ第4戦でも、クリッパーズはカワイ・レナードが欠場するため、劣勢をしいられることとなる。それでも、タロン・ルーHC(ヘッドコーチ)が「このチームの選手たちは身を粉にして戦い続けてくれている。我々が降参することは絶対にない」と話しているように、一丸となって2連勝すべく、戦い続けていくことだろう。

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