2021.06.25

待望の復帰を果たしたポール…ダブルダブル達成も「ひどいショットばかり」と反省

復帰戦で15得点12アシストのダブルダブルをマークしたポール[写真]=Getty Images
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 6月25日(現地時間24日)、フェニックス・サンズはアウェーでロサンゼルス・クリッパーズとのウェスタン・カンファレンス・ファイナル第3戦に挑んだ。この試合では前半こそ48-46でほぼ互角の試合内容だったものの、第3クォーターでクリッパーズに2ケタリードを奪われる展開に。その後は逆転できず、92-106で敗戦している。

 ここまでホームで2連勝していたサンズは、シリーズ初黒星となった。しかし、安全衛生プロトコルで戦線離脱していたクリス・ポールがこの試合で復帰したことは、非常にポジティブなニュースだろう。ポールは約39分の出場時間で15得点12アシストのダブルダブルをマークしており、デビン・ブッカーは「僕らはとても彼の復帰を心待ちにしていた」と、喜びを表している。

 しかし当の本人であるポールは、「もっと良くならないと。ひどいショットばかりだった」と、フィールドゴール19本中5本のみの成功に終わった第3戦を振り返っている。「彼らはエナジーに満ち溢れていたね」と、対戦相手のクリッパーズのパフォーマンスを称えている。サンズはほかにもディアンドレ・エイトンが18得点9リバウンド、ブッカーが15得点5アシストを記録した。

 一方でホームで重要な第3戦に勝利し、シリーズを1勝2敗にしたクリッパーズ。この日もカワイ・レナードが膝の故障で欠場したが、ポール・ジョージが27得点15リバウンド8アシストと、オールラウンドに活躍。「もっといいプレーをしないといけないことはわかっていたよ。内容のいいゲームにするためにも、今日はエナジーをひたすらに注ぎ続けた」と、コメントしている。クリッパーズはほかにもレジー・ジャクソンが23得点をマークした。

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