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6月23日(現地時間22日)、NBAプレーオフ2021のカンファレンス・ファイナルが行われた。
シリーズ初戦に勝利したウェスタン・カンファレンス2位のフェニックス・サンズと、同4位のロサンゼルス・クリッパーズの第2戦。第1戦に続き、クリス・ポールとカワイ・レナードが欠場し、互いに主力選手を失った状態での試合となった。
サンズはエースのデビン・ブッカーが、クリッパーズのパトリック・ベバリーの厳しいマークにより得点が伸び悩むなか、スタメン出場となったキャメロン・ペインが前半だけで16得点とチームをけん引。48-47と1点リードで試合を折り返す。
拮抗した展開のまま最終クォーターを迎えたサンズは、試合時間残り1分を切って3点のリードを手にする。しかし、ポール・ジョージに2本のフリースローとレイアップを立て続けに決められ、残り30.9秒に逆転を許してしまう。その後はブッカーとジョージの得点により、激しくリードチェンジを繰り返す展開に。
残り9.3秒、サンズはファウルーゲームを仕掛け、ジョージに2本のフリースローを与える。それをジョージが両方とも落とし、1点ビハインドのままサンズボールに。その後、残り0.8秒でサンズのエンドラインからのスローインとなると、ジェイ・クラウダーがリング付近にロブパスを出す。これをディアンドレ・エイトンが空中でキャッチしてそのままリングに叩き込み、劇的な逆転に成功。そのまま104−103でシリーズ2連勝を飾った。
勝利したサンズはペインが29得点9アシスト、エイトンが24得点14リバウンド、ブッカーが20得点5アシストをマークした。一方、クリッパーズはジョージが26得点6アシスト6リバウンド、レジー・ジャクソンが19得点、イビツァ・ズバッツが14得点11リバウンドを挙げるも、敵地で悔しい敗戦となった。
■試合結果
フェニックス・サンズ 104−103 ロサンゼルス・クリッパーズ
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