2021.06.21

サンズが白星スタート、ホークスは東の決勝へ進出/NBAプレーオフ

クリッパーズとの初戦でトリプルダブルを達成したブッカー[写真]=Getty Images
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 6月21日(現地時間20日)、NBAではプレーオフの試合が西と東でそれぞれ1試合ずつ行われた。

 ウェスタン・カンファレンスでは、フェニックス・サンズロサンゼルス・クリッパーズによるカンファレンス・ファイナル第1戦が開催された。サンズではクリス・ポール(安全衛生プロトコル)、クリッパーズではカワイ・レナード(右ひざの故障)が欠場したが、試合は接戦となった。だが同点で迎えた最終クォーター、この12分間のみで11得点5アシストを記録したデビン・ブッカーがサンズを力強く引っ張り、120-114とシリーズ初戦を制した。

 ホームで白星を挙げたサンズはブッカーが40得点13リバウンド11アシストのトリプルダブル、ディアンドレ・エイトンが20得点9リバウンドをマーク。シリーズ黒星スタートとなったクリッパーズは、ポール・ジョージが34得点4リバウンド5アシスト、レジー・ジャクソンが24得点6リバウンドを記録した。

 イースタン・カンファレンスでは、アトランタ・ホークスフィラデルフィア・セブンティシクサーズによるカンファレンス・セミファイナル第7戦が行われた。前半は48-46とわずかにリードしたホークスは、後半でもシクサーズと接戦を繰り広げた。しかし最終クォーター終盤にケビン・ハーターダニーロ・ガリナーリトレイ・ヤングらが貴重なショットを次々に沈めていき、リードを固く保持したホークスが103-96で勝利した。

 第7戦を制して東の決勝へと駒を進めたホークスは、ハーターが27得点7リバウンド、ヤングが21得点10アシストを記録。シリーズ敗退となったシクサーズは、ジョエル・エンビードが31得点11リバウンド、トバイアス・ハリスが24得点14リバウンドをマークした。

■試合結果
ロサンゼルス・クリッパーズ 114-120 フェニックス・サンズ
アトランタ・ホークス 103-96 フィラデルフィア・セブンティシクサーズ