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6月20日(現地時間19日)、NBAプレーオフの東地区カンファレンス・セミファイナル第7戦が行われ、ミルウォーキー・バックスはブルックリン・ネッツと対戦した。
両軍ともに勝てばシリーズ勝利となる一戦。前半、バックスはエースのヤニス・アデトクンボを中心にドライブを仕掛け、先制に成功したものの、ネッツのケビン・デュラントやジェームズ・ハーデンの強力なオフェンスに手を焼くことに。最初の12分を25-28とビハインドを背負って終えると、続く第2クォーターではガード陣が外角のシュートを狙い、追い上げを図る。前半終了間際にはアデトクンボが再びインサイドアタックで得点を重ねるも、47-53と優位に立てないまま試合を折り返す。
後半、6点差を追いかけるバックスは、立ち上がりにアデトクンボのドライブやPJ・タッカー、クリス・ミドルトンの3ポイントシュートで逆転に成功。その後、第3クォーター中盤に一度は逆転を許したものの、アデトクンボのダンクで再びリードを奪い、82-79でこのクォーターを終える。
第4クォーターは開始から激しい点の取り合いとなり、何度もリードが入れ替わることとなる。一時はデュラントの得点でネッツに抜け出されたが、それでもバックスは得点を重ね、終盤に逆転に成功。しかしながらデュラントに再びシュートを沈められ、勝負は延長戦へ持ち越された。
109-109で迎えたオーバータイムでは、開始直後にネッツの得点を許すことになる。窮地に立たされたバックスだが、アデトクンボが同点弾をねじ込むと、直後にミドルトンが決勝点となるシュートを沈め、一転して優勢に。さらにバックスはブルック・ロペスがフリースローを沈めて4点差とし、追い上げを許さずタイムアップ。115-111で勝利したバックスは、カンファレンス・ファイナルへと駒を進めることになった。
バックスはアデトクンボが40得点13リバウンドと大爆発。終盤に活躍したミドルトンも23得点10リバウンドとダブルダブルを記録した。対するネッツはデュラントが48得点、ハーデンが22得点とスコアリングセンスを発揮したが、オーバータイムの得点が伸びず、惜しくも敗退となった。
■試合結果
ミルウォーキー・バックス 115-111 ブルックリン・ネッツ
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