7月23日に開会式が行なわれる東京オリンピックで、4連覇を目指すアメリカ代表が、フルメンバーで25日のフランス代表戦を迎える可能性が高まってきた。
USAバスケットボールは、新型コロナウイルスの安全衛生プロトコル入りのため東京へ出発できなかったザック・ラヴィーン(シカゴ・ブルズ)が21日に同プロトコルからクリアとなり、22日の午後にはアメリカ代表へ合流できるという。
ラヴィーンはエキシビジョンゲーム最後の2試合でスターターを務めており、4試合で平均10.3得点をマーク。これはデイミアン・リラード(ポートランド・トレイルブレイザーズ)、ケビン・デュラント(ブルックリン・ネッツ)に次ぐチーム3位の好数字だった。
また、21日(現地時間20日)までNBAファイナルを戦っていたクリス・ミドルトン、ドリュー・ホリデー(ミルウォーキー・バックス)、デビン・ブッカー(フェニックス・サンズ)は、プライベートジェットで23日に到着予定で、25日のフランス戦には間に合う見込みだと『The Undefeated』のマーク・J・スピアーズ記者が報じている。
この3選手がオリンピックへ出場するアメリカ代表へ合流するのは今回が初。チームとしての練習時間は少なく、疲労も蓄積していることが容易に予想できる。到着後まもなくオリンピック本戦を迎えるだけに、不安があるのは否定できないものの、ベストを尽くしてほしいところだ。