7月27日(現地時間26日、日付は以下同)。ニューオーリンズ・ペリカンズとメンフィス・グリズリーズの2チーム間で、トレードがまとまろうとしていると『ESPN』が報じた。
30日のドラフト、8月3日からスタートするフリーエージェント(FA)との交渉解禁を前に、両チーム間で成立することが確実視されているトレード詳細は下記のとおり。
※チーム名は略称
The Grizzlies and Pelicans have agreed on a trade to send Jonas Valanciunas, 2021 Nos. 17 and 51 picks to New Orleans for Steven Adams, Eric Bledsoe, 2021 picks Nos. 10 and 40 and a protected 2022 first-round pick via the Lakers, per @wojespn pic.twitter.com/q7ZoqzpJjt
— Bleacher Report (@BleacherReport) July 26, 2021
■ペリカンズ獲得
ヨナス・バランチュナス
今年のドラフト1巡目17位指名権
今年のドラフト2巡目51位指名権
■グリズリーズ獲得
スティーブン・アダムズ
エリック・ブレッドソー
今年のドラフト1巡目10位指名権
今年のドラフト2巡目40位指名権
2022年のドラフト1巡目指名権(←もともとはレイカーズ、条件付き)
今年のドラフトで若手スター候補指名が可能となったグリズリーズ
キャップスペースを作り出すことに成功し、FA戦線に臨むペリカンズ
今季プレーオフへ進出したグリズリーズは、このトレードで今年のドラフトのロッタリー指名権を獲得し、若手のコアになりうる選手を指名できる見込み。アダムズはバランチュナスと比較すると得点力で劣るものの、屈強な肉体を駆使したスクリーンやリバウンド、ディフェンスなど裏方的な仕事をハイレベルでこなす用心棒。
もっとも、ブレッドソーについては高額契約ではあるものの保障されている年俸は少ないため、来季はグリズリーズではないチームでプレーするかもしれないと同メディアが報じている。
一方のペリカンズは、2選手を放出したことでキャップスペースに空きを作ることに成功。制限付きFAのロンゾ・ボールやジョシュ・ハートとの再契約、あるいはFA戦線でポイントガード獲得に向けて動くことが予想されている。