今年のNBAのフリーエージェント（FA）戦線は、8月3日（現地時間2日、日付は以下同）から交渉解禁となり、7日から契約が可能となるため、現在はFA戦線にまつわる情報が飛び交っているというのが現状だ。
今季8シーズンぶりにプレーオフ進出を逃がしたトロント・ラプターズは、カイル・ラウリーが制限なしFAとなるほか、ギャリー・トレントJr.やスタンリー・ジョンソンといった選手たちもFAとなるため、今夏キャップスペースに空きができる。
一昨季のNBAチャンピオンは、アーロン・ベインズとクリス・ブーシェイというビッグマンが来季も契約下にいるのだが、制限付きFAのジャレット・アレン（クリーブランド・キャバリアーズ）の獲得を狙うだろうと『The Athletic』が報じている。
アレンはキャリア4年目の今季、ブルックリン・ネッツとキャブズで計63試合（うち先発は45試合）に出場し、平均12.8得点10.0リバウンド1.7アシスト1.4ブロックを残しており、23歳という若さも魅力のビッグマン。
キャブズをはじめ、アレン獲得には多くのチームが動きそうだが、ラプターズとしては高額契約を用意し、スターターを確約して新たなリムプロテクターを手に入れたいところだ。