8月11日(現地時間10日)。フリーエージェント(FA)のデニス・シュルーダーがボストン・セルティックスへ移籍することを自身のインスタグラムで発表した。
『ESPN』によると、シュルーダーの契約は1年590万ドル(約6億4900万円)のタックスプレーヤーミッドレベルエクセプションになるという。
キャリア8シーズン目となった昨季、ドイツ出身のスコアリングガードはロサンゼルス・レイカーズで平均15.4得点3.5リバウンド5.8アシスト1.1スティールを記録。積極果敢なドライブとタフなディフェンス、ルーズボールダイブなどハッスルプレーも光った好選手だ。
昨季途中、レイカーズと延長契約を結ぶ可能性があったものの、27歳のシュルーダーはこれを拒否。今夏のFA戦線で高額契約を狙っていたが、結局実現することはなく、ケンバ・ウォーカーをトレードで放出したセルティックスへ加わることに。
「2021-22シーズン。僕はボストン・セルティックスでプレーすることを発表できて誇りに思う。NBAの歴史上でもベストなフランチャイズの1つであり、緑と白のユニフォームに袖を通して自分が大好きなことができるなんて光栄だ。毎晩コートへ出て、フロアへ自分の全てを残してみせる! 準備はできているかい?」。
新天地が決まったことで、自身のインスタグラムへそう意気込みを語ったシュルーダー。セルティックスはジェイソン・テイタム、ジェイレン・ブラウンというオールスターデュオがおり、その周囲にはマーカス・スマート、アル・ホーフォード、ジョシュ・リチャードソンといった有能な選手たちもおり、イースタン・カンファレンス上位の戦績を残すことが期待できる好チーム。
自身4チーム目となるセルティックスで、シュルーダーがどんな活躍を見せてくれるのか。今季のパフォーマンスも必見だ。