ロケッツのタッカーが代表候補から辞退、残り14名でアメリカ代表12名を選抜へ

昨季はロケッツで活躍を見せてくれたタッカー。今回のケガには慎重に決断をした模様[写真]=Getty Images

左足首の状態が思わしくないタッカーは代表候補を辞退へ

 8月17日(現地時間16日)、現地メディアの『ESPN』によると、「FIBAバスケットボールワールドカップ」に向けてのアメリカ代表候補に名を連ねていたPJ・タッカー(ヒューストン・ロケッツ)が辞退し、今後は残った14名で最終ロスター12名を確定していくという。

 タッカーが代表候補から辞退をした主な理由として左足首の問題。ここ数日間に2回足首を捻ってしまったという。そして来月に行われるロケッツのトレーニングキャンプに向けて、完治を目指していくことが最善であると決断したようだ。

 タッカーはヒューストンの『KRIV‐TV』のインタビューを通じて、「金曜日のゲームで捻ってしまったんだ。そして練習中(木曜日)でも同じことをしてしまい、彼らがオーストラリアへ向かうことはわかっていた。足を引きずって歩きたくなかったし、ケガをしたままキャンプに戻りたくなかった。明らかなことだ」とコメントした。

 デイミアン・リラード(ポートランド・トレイルブレイザーズ)や、アンソニー・デイビス(ロサンゼルス・レイカーズ)といったNBAを代表する多くのスター選手たちが次々と今大会を辞退をしていく中、34歳のベテランであるタッカーの離脱は少なからず影響があることだろう。本戦に向けて、アメリカ代表はどのように対処するか、引き続き注目だ。

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