12日に都内で「B.LEAGUE TIP OFFカンファレンス」が行われ、B1リーグに所属する各チームの代表18名が出席。栃木ブレックスからは、2004年に日本人で初めてNBA選手になった田臥勇太が参加した。
日本にプロバスケットボールリーグが誕生したことについて、「日本にBリーグがあることを世界に知ってもらえるよう、全選手で自覚と責任を持ってリーグを成長させたい」と気を引き締め、「バスケットボールが日本で知れ渡り、興味を持ってもらえる大切なきっかけになる。子どもたちが将来、『Bリーグの選手になりたい』という夢を持てるようなリーグにしたい」と意気込みを述べた。
また、日本代表は今夏のリオデジャネイロ・オリンピック出場を逃しており、2019年ワールドカップ、そして2020年の東京五輪への期待も大きい。「選手全員が『日本の代表選手になって、日本バスケットボールを強くする』と自覚を持ってやり続けることが大事。お互いに切磋琢磨し合っていけば、チャンスは広がる」と日本バスケットボール界の今後についてもコメントした。
24日にBリーグ開幕戦を迎える栃木の相手は、高校3年間を過ごした秋田県に本拠地を置く秋田ノーザンハピネッツだ。対戦を「楽しみ」と語った上で、「秋田はバランスが取れているチーム。カギになる選手を抑えられるように準備したい」と、昨季のチームメイトである安藤誓哉や日本代表選考会でともにプレーした田口成浩らを警戒する選手として挙げた。
「バスケットボールに対する情熱は誰にも負けたくない」。世界を知る熱い男が、日本バスケットボール界のさらなる発展に向けて、Bリーグを盛りあげる。