22日、アルバルク東京対琉球ゴールデンキングスの一戦で、ついに幕を開けたBリーグ。試合後、Bリーグの初代チェアマンである川淵三郎氏が記者会見に臨んだ。
開幕戦はLEDを駆使した斬新な会場演出があり、試合も白熱の好ゲームが展開され、観客の反応は上々。Bリーグ創設の功労者である川淵氏は、「周りの方々のバックアップがなかったら、今日の開幕戦の成功はなかった」と感謝の意を述べた。
日本バスケットボール界のこれからについて問われると、「選手自身が技術的なレベルを上げて、世界に追いつくんだと。世界レベルに追いつかない限り、成功はおぼつかない」とコメント。日本代表に関しては、「このままではダメ。少なくとも、アジアのトップに立たないと。2020年の東京オリンピックでは、ベスト8を狙うくらいの実力をつけないといけない」とエールを送った。
「今日の開幕戦に点数を付けると?」という質問が飛ぶと、「難しい質問だね」と前置きしながらも、「90点をあげてもいい。こういうところでの90点は、かなりの高得点。だが、まだまだ完璧ではないので、日本のバスケットの質をさらに上げていくために、みんなが努力していきましょう」と呼びかけた。