22日、ついに開幕を迎えたBリーグ。白熱した開幕戦に加え、LEDコートでのCG演出などで、会場は大いに盛りあがった。歴史的な一戦を終え、大河正明チェアマンが記者会見に臨んだ。
「4日前にぎっくり腰になってしまったのですが、無事に開会宣言ができて良かった」と明かした大河チェアマンは、「アルバルク東京、琉球ゴールデンキングスの両チームが、この一戦に懸ける意気込みがひしひしと伝わってきたので、きっといい試合になるだろうと。我々の演出も最大限やれると信じて、開幕に臨みました」とコメント。
開幕戦の総評としては、「琉球は粘り強く追いあげて、終了間際のトラベリングがなければ、本当に試合がどうなるかわからなかった。A東京には田中大貴選手の3ポイントや、ディアンテ ギャレット選手の個人技などを見せていただいた。これから両チームとも外国籍選手がなじんでくるでしょうから、本当に楽しみ」と述べた。
また、今後については、「今日、リーグが一つになったことを見せられました。これから各チームが持続してたくさんのお客様に来ていただいて、日本の皆さんに注目してもらえるプロスポーツにしたい」と話し、「日本代表が世界大会で活躍しても、Bリーグが地域に根差したクラブ作りをして、しっかりとした基盤を持っていないと、だんだんと人気が下がってしまう。今日の試合を見て、多くの人たちが気持ちを新たにしたと思っている。これからもプロモーション、PRをしていきたい」と、Bリーグ定着に向けての抱負を語った。