富樫35得点の千葉が仙台に勝利、“神奈川ダービー”は2点差で川崎に軍配/B1リーグ第7節

千葉の富樫がチーム総得点の半数に迫る35得点を挙げた [写真]=B.LEAGUE

11月5日、B1リーグ第7節の第1戦が各地で行われた。

仙台89ERSvs千葉ジェッツでは、千葉の富樫勇樹が大爆発。第1クォーターでチーム総得点の17点中10点を挙げ上々のスタートを切ると、53-56で迎えた第4クォーターには15得点を記録。この活躍により、チームは75-71で逆転勝利を収めた。勝利の立役者となった富樫は5本の3ポイントを含む35得点。1試合平均得点は、日本人選手3番目となる13.8点まで伸びている。

横浜ビー・コルセアーズ川崎ブレイブサンダースによる“神奈川ダービー”は逆転に次ぐ逆転でアウェーの川崎が勝利。開始5分で16-2と大量リードを得た川崎は第1クォーターを28-16で終えるも、次の10分で7点差まで詰め寄られ、第3クォーター終了時には56-62と一気に試合をひっくり返される。それでも、最終クォーター残り2分44秒で辻直人が3ポイントを決め76-74と再逆転。終了まで30秒のところで横浜の川村卓也に3ポイントを沈められ83-81まで迫られたが辛くも逃げきり、中地区首位の座を守った。

西地区最下位の京都ハンナリーズと首位名古屋ダイヤモンドドルフィンズの一戦は、ホームの京都が番狂わせを演じた。ハーフタイム時点で35-39と相手にリードを許していたが、続く第3クォーターで佐藤託矢が8点、岡田優介が7点を挙げるなど22得点を積み重ねて57-54と逆転。最終クォーターでもリードを広げ、81-73で首位に立つ難敵を下した。
三遠ネオフェニックス新潟アルビレックスBBの中地区上位対決は、ホームの三遠に軍配。前半を41-36で折り返すと、続く第3クォーターでは新潟の得点を7点に抑え、58-43とリードを拡大。最後の10分ではわずかに点差を縮められたが、冷や汗をかくことなく終了のブザーを聞いた。新潟はダバンテ・ガードナーが26得点を挙げるも、一歩及ばなかった。

その他、サンロッカーズ渋谷富山グラウジーズに敵地で勝利し、連敗を2でストップ。大阪エヴェッサは沖縄で行われた琉球ゴールデンキングス戦で96-57と大勝を収めている。

【試合結果】
仙台89ERS 71-75 千葉ジェッツ

横浜ビー・コルセアーズ 81-83 川崎ブレイブサンダース

富山グラウジーズ 73-79 サンロッカーズ渋谷

京都ハンナリーズ 81-73 名古屋ダイヤモンドドルフィンズ

琉球ゴールデンキングス 57-96 大阪エヴェッサ

三遠ネオフェニックス 77-64 新潟アルビレックスBB

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