A東京から「非常に大きい1勝」を挙げた秋田の長谷川誠HC「一つひとつ戦っていきたい」

秋田の長谷川誠ヘッドコーチがA東京戦を振り返った [写真]=B.LEAGUE

 11月7日にB1リーグ第7節第2戦が行われ、秋田ノーザンハピネッツは敵地でアルバルク東京と対戦した。

 前日の第1戦で55-86の大敗を喫した秋田だったが、第2戦では第1クォーターから3点をリード。すると、第2クォーターでA東京の得点を7点に抑えるなど、試合の主導権を握って78-64で勝利を収めた。

 長谷川誠ヘッドコーチは「(ディアンテ)ギャレットへのスイッチをやめ、ゾーンがはまり、オフェンスがうまく回った」ことを勝因に挙げ、3ポイントだけで33点をマークし、インサイドからも多彩な攻撃を展開したことを評価した。

 連勝がストップしたA東京の伊藤拓摩HCが「昨日、アシスタントコーチと『秋田さんはすごくタフでいいチームなのに、この成績なのはおかしい』と話していました。いつか化けると思っていましたが、それが今日だったのかもしれない」と称賛したように、秋田の選手たちは東地区の首位を争う相手に全力でマッチアップ。長谷川HCが前日の試合後に述べた「プロとしてやるべきことをやろう」という言葉に応えるかのようなプレーを披露した。

 その中で、4点、6リバウンドを記録した“スラムダンク奨学生”谷口大智に対して「まだまだ」とコメントしたが、「しっかり試合で使って、シーズンが終わる頃には一回りも二回りも大きくなっている選手だと思う。常に課題を与えながら使っていきたい」と成長を期待した。

「非常に大きい1勝」(長谷川HC)を挙げたものの、3勝11敗で東地区の最下位。「一つひとつ戦っていきたい」と、指揮官は19、20日に行われる千葉ジェッツ戦に目を向けた。

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