11月23日、B1リーグ第9節が各地で行われた。
カメイアリーナ仙台に乗りこんだアルバルク東京は、仙台89ERSに100-70で快勝。ディアンテ・ギャレットと松井啓十郎がそれぞれ3本の3ポイントを沈めた他、アンドリュー・ネイミックが2本のダンクを披露。今季最多得点で3連勝を達成し、東地区首位の栃木ブレックスと14勝3敗で並んでいる。一方、今季11敗目を喫した仙台だが、ウェンデル・ホワイトがデビュー戦で26点、16リバウンドの活躍を見せた。
中地区首位の川崎ブレイブサンダースはサンロッカーズ渋谷と対戦。リーグトップの得点力を誇る川崎は、第1クォーターから24点を挙げると、第2クォーターで23点、第3クォーターで25点をマーク。最終クォーターは15点を重ねるにとどまったが、リードを許すことなく、87-71で勝利を収めた。ニック・ファジーカスとライアン・スパングラーの活躍が目立ったが、辻直人が20点、藤井祐眞が今季最多の6アシストと日本人選手も躍動した。
富山グラウジーズと対戦した三遠ネオフェニックスは、第2クォーターを39-34で終えるも、第3クォーターでは富山の得点を12点に抑えつつ、20点を挙げて引き離す。最終クォーターは点の取り合いとなったが、リードを守った三遠が84-68で勝利。元NBA選手のジョシュ・チルドレスは、約21分のプレータイムで3ポイント1本を含む10点を決めた他、チームトップの13リバウンドを記録し、デビュー戦で“ダブルダブル”の活躍を見せた。
京都ハンナリーズは琉球ゴールデンキングスを69-54で下し、3試合ぶりの白星。第4クォーターでわずか10点を奪うにとどまったが、第3クォーターまでに重ねたリードを守りきり、ロースコアゲームを制した。琉球は新外国籍選手のレイショーン・テリーが両チームトップの20点と奮闘したものの、痛恨の2連敗で8勝9敗の黒星先行となった。
川崎ブレイブサンダース 87-71 サンロッカーズ渋谷
三遠ネオフェニックス 84-68 富山グラウジーズ
琉球ゴールデンキングス 54-69 京都ハンナリーズ