B2リーグ第10節第1戦、第2戦が12月4日に各地で行われた。
愛媛オレンジバイキングスを退けた香川ファイブアローズが、11月から続く連敗を7でストップさせた。29点リードで迎えた最終クォーターに愛媛の猛攻を受けて31点を与えたが、23点を重ねて89－68で快勝。徳永林太郎と前村哲也がそれぞれ4本の3ポイントを沈める大活躍を見せ、8試合ぶりの白星に貢献した。
山形ワイヴァンズと青森ワッツの一戦は、青森が点の取り合いを制した。最終クォーター残り1分28秒に下山大地の3ポイントで勝ち越しに成功すると、その後はカイル・バローンや木村啓太郎が得点をマークし、80－76の僅差で勝利した。
第1戦で広島ドラゴンフライズに敗れた熊本ヴォルターズが、ホームで意地を見せた。前半はわずか2点をリードするにとどまったが、第3クォーターに25点、最終クォーターに16点を重ね、78－62で勝利。今季2度目の連敗は許さず、西地区首位を堅守している。
第1戦を迎えた東京エクセレンスvsバンビシャス奈良は、ホームの東京EXが競り勝った。最終クォーター残り1分20秒にルーベン・ボイキン、同43秒にジョン・フラワーズの連続3ポイントで同点に追いつかれたが、同20秒に西山達哉が決勝点をマーク。最終スコア77－75で白星を挙げ、3連敗から抜けだした。
香川ファイブアローズ 89－68 愛媛オレンジバイキングス
福島ファイヤーボンズ 73－70 茨城ロボッツ
Fイーグルス名古屋 83－58 信州ブレイブウォリアーズ
群馬クレインサンダーズ 71－61 岩手ビッグブルズ
熊本ヴォルターズ 78－62 広島ドラゴンフライズ
東京エクセレンス 77－75 バンビシャス奈良