大阪が点の取り合いを制す、僅差で敗れた富山は5連敗

得点を狙う大阪の橋本拓哉 [写真]=B.LEAGUE

 12月6日に府民共済SUPERアリーナでB1リーグ第11節第2戦が行われ、大阪エヴェッサ富山グラウジーズが対戦した。

 ホームで連勝を伸ばしたい大阪だったが、試合開始3分4秒まで無得点に終わり、富山の城宝匡史水戸健史らに連続得点を許して10点のビハインドを背負う。それでも、相馬卓弥の3ポイントで反撃のきっかけをつかむと、徐々に得点を重ねて18-22で第1クォーターを終えた。

 第2クォーターは今野翔太の3ポイントなどで一時は逆転に成功するも、大量リードには結びつかない。再び追いかける時間が続いたが、開始6分16秒に相馬卓弥の3ポイントで同点に追いつくと、今野、ジョシュ・ハレルソンが立て続けに得点をマークし、このクォーター2度目のリードを奪って、43-41で後半に突入した。

 大阪は第3クォーター開始3分32秒からの約2分間で得点を決められないなど不安定な試合運びを見せる。残り約1分間に久保田遼合田怜橋本尚明の3人が得点を記録したが、62-63で勝負の最終クォーターに突入した。

 第4クォーターは両チーム合わせて66点が入る点の取り合いに。90-90で迎えた試合終了残り25秒にハレルソンの3ポイントで勝ち越しに成功し、その後もフリースローから加点した大阪が98-93で勝利。一方、今季最多得点を更新するも、第1戦に続いて僅差で敗れた富山は5連敗となった。

【試合結果】
大阪エヴェッサ 98-93 富山グラウジーズ

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