12月5日、スポーツ観戦を楽しむ女性を増やす方法について考えるトークイベント「GIRLS TALK #crazy about sports」が行われ、Bリーグ広報部長の経沢希志子さんをはじめ、資生堂ジャパンの谷川有加さん、Jユニ女子会共同代表の木下紗安佳さんがゲストとして参加した。
同イベントは、参加者のアンケートを元に、ゲストの3人がトークセッションを実施。「女性のスポーツ観戦」にスポットを当て、より多くの女性にスタジアムやアリーナに足を運んでもらうため、どのようなことが必要なのかパネルディスカッションで行われた。
LEDコートを使用したど派手な開幕戦から約3カ月が経過し、SNSの積極活用などで多くの女性ファンを獲得しているBリーグの経沢広報部長は「野球やサッカーと違ってあまりメディアに取りあげてもらえないので、自分たちがメディアになるしかない」と言及。一方、開幕戦で販売した20万円の席は、「お笑い芸人『ハリセンボン』の近藤春菜さんの『女性は座ったら立ちたくない』という意見」(経沢広報部長)を採り入れ、設置されたタブレットに空になったコップをかざすだけでドリンクが運ばれてくる『かざすだけ!ドリンクオーダーサービス』という斬新な企画も実施した。
最後に、「大河(正明)チェアマンはじめ、皆さん『やってみなはれ』という感じなので、やりたいと思っていること、(自分は)好きなことをやらせてもらっている」と話す一方、「これだけ女性ファンが多いのに、運営側の男女比がおかしい。Bリーグだけでなく、女性がもっとスポーツ業界に増えるといいと思う。これが私の“裏ミッション”」とコメントした。