北海道が名古屋Dを下して5試合ぶりの白星、折茂がチームトップタイ15点の活躍

9000点の記録達成後も得点を伸ばし続ける北海道の折茂武彦 [写真]=B.LEAGUE

 12月9日に北海きたえーるでB1リーグ第12節第1戦が行われ、レバンガ北海道名古屋ダイヤモンドドルフィンズが対戦した。

 連敗をストップさせたい北海道だったが、序盤は調子が上向いてきた名古屋Dのペース。開始30秒に中東泰斗、同55秒に張本天傑に連続3ポイントを許すと、北海道は同3分9分まで無得点に抑えられ、7点のビハインドを背負う。しかしその後、野口大介折茂武彦多嶋朝飛西川貴之が立て続けに得点をマークして試合の流れを呼びこむと、18-9とゲームをひっくり返して第1クォーターを終えた。

 北海道は第2クォーターの開始2分4秒にジャマール・ソープがチーム初得点を奪うも、ジェロウム・ティルマンに3ポイント2本を決められるなど、一時は2点差まで詰め寄られる。それでも、ソープ、西川などが追加点を決め、9点リードのまま後半に突入した。

 第3クォーターの開始早々は笹山貴哉に3点を奪われるも、折茂がこの試合初の3ポイントを沈めてリードを維持。46歳の点取り屋はこのクォーターで最多の9点を記録してチームを引っぱるも、名古屋Dの猛攻に遭い、北海道は53-47で勝負の第4クォーターに向かった。

 最終クォーターは開始約4分間で得点を奪えず、名古屋Dにリードをひっくり返されたが、多嶋の逆転弾をきっかけに桜井良太などが確実に得点を重ね、北海道が69-60で勝利。折茂は西川と並ぶチームトップの15点をマークし、5試合ぶりの白星奪取に貢献した。

【試合結果】
レバンガ北海道 69-60 名古屋ダイヤモンドドルフィンズ

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