12月9日に北海きたえーるでB1リーグ第12節第1戦が行われ、レバンガ北海道と名古屋ダイヤモンドドルフィンズが対戦した。
連敗をストップさせたい北海道だったが、序盤は調子が上向いてきた名古屋Dのペース。開始30秒に中東泰斗、同55秒に張本天傑に連続3ポイントを許すと、北海道は同3分9分まで無得点に抑えられ、7点のビハインドを背負う。しかしその後、野口大介、折茂武彦、多嶋朝飛、西川貴之が立て続けに得点をマークして試合の流れを呼びこむと、18-9とゲームをひっくり返して第1クォーターを終えた。
北海道は第2クォーターの開始2分4秒にジャマール・ソープがチーム初得点を奪うも、ジェロウム・ティルマンに3ポイント2本を決められるなど、一時は2点差まで詰め寄られる。それでも、ソープ、西川などが追加点を決め、9点リードのまま後半に突入した。
第3クォーターの開始早々は笹山貴哉に3点を奪われるも、折茂がこの試合初の3ポイントを沈めてリードを維持。46歳の点取り屋はこのクォーターで最多の9点を記録してチームを引っぱるも、名古屋Dの猛攻に遭い、北海道は53-47で勝負の第4クォーターに向かった。
最終クォーターは開始約4分間で得点を奪えず、名古屋Dにリードをひっくり返されたが、多嶋の逆転弾をきっかけに桜井良太などが確実に得点を重ね、北海道が69-60で勝利。折茂は西川と並ぶチームトップの15点をマークし、5試合ぶりの白星奪取に貢献した。
【試合結果】
レバンガ北海道 69-60 名古屋ダイヤモンドドルフィンズ