B2リーグ第11節第1戦が12月10日に各地で行われた。
西地区首位熊本ヴォルターズと中地区首位Fイーグルス名古屋の一戦は、熊本に軍配が上がった。2点リードの最終クォーター序盤に逆転を許すも、残り6分にレジナルド・ウォーレンが勝ち越し点をマーク。その後は古野拓巳や神原裕司が得点を積みあげ、熊本が73－66で競り勝った。
岩手ビッグブルズを下した香川ファイブアローズが、10月以来となる今季2度目の2連勝。第2クォーターと第3クォーターで岩手の得点を17点に抑える堅守を見せ、攻めては溝口秀人ら4人が2ケタ得点をマークし、70－56で白星を挙げた。
福島ファイヤーボンズは鹿児島レブナイズを退け、2連勝を達成した。前半はわずか4点をリードするにとどまったが、第3クォーターに27点、最終クォーターに26点を重ね、87－74で勝利。菅野翔太が5本の3ポイントを含む今季最多の26点と爆発した他、ナイジェル・スパイクスは14点、15リバウンドと攻守に躍動した。一方、敵地で敗戦を喫した鹿児島は、5連敗となった。
茨城ロボッツは新加入のゼイビア・フォードが活躍し、信州ブレイブウォリアーズに78－65で勝利。フォードは約15分のプレータイムで、1本の3ポイントを含む10点、5リバウンドなどを記録し、2試合ぶりの白星に貢献した。
【試合結果】
Fイーグルス名古屋 66－73 熊本ヴォルターズ
広島ドラゴンフライズ 86－77 バンビシャス奈良
アースフレンズ東京Z 69－75 山形ワイヴァンズ
西宮ストークス 59－71 島根スサノオマジック
青森ワッツ 85－79 東京エクセレンス
岩手ビッグブルズ 56－70 香川ファイブアローズ
福島ファイヤーボンズ 87－74 鹿児島レブナイズ
群馬クレインサンダーズ 87－65 愛媛オレンジバイキングス
信州ブレイブウォリアーズ 65－78 茨城ロボッツ