富山の34歳城宝匡史、プロデビューから11年で通算7000得点達成

10日の滋賀戦で通算7000点を達成した富山の城宝匡史 [写真]=B.LEAGUE

 富山グラウジーズに所属する34歳の城宝匡史が、12月10日に行われたB1リーグ第12節第1戦の滋賀レイクスターズ戦で通算7000得点を達成した。

 第11節の大阪エヴェッサ戦を終えて記録達成まで22点としていた城宝。第1クォーターでこの日初得点となる3ポイントを沈めて勢いに乗ると、第2クォーターでは2本の3ポイントとフリースローから7点を挙げ、前半を終えて記録達成まで12得点と迫った。

 そして迎えた第3クォーターのラストプレー。城宝は相手選手の間をすり抜けると、レイアップシュートで7000得点目をマークした。終わってみればシーズンハイの27点の大活躍。チームも90-71の19点差をつけて滋賀に勝利し、城宝の偉業達成に花を添えた。

 2005年に大阪商業大学を卒業した城宝は、同年に大阪エヴェッサのチームトライアウトに合格してプロのキャリアをスタート。ルーキーながら33試合に出場すると、平均8.7点の活躍で大阪のbjリーグ初代王座獲得に大きく貢献し、その後2007年から東京アパッチ、2009年からは滋賀でプレーした。富山には2011年から所属し、毎シーズン平均2ケタ得点の活躍でチームをけん引している。また今年12月には、プロキャリア11年で初となる日本代表の強化選手に招集された。

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