1月15日、Bリーグ初のオールスターゲーム「B.LEAGUE ALLSTAR GAME 2017」が国立代々木競技場第一体育館で行われた。
トーマス・ウィスマンヘッドコーチ(栃木ブレックス)が率いるB.BLACKは田臥勇太(栃木)、富樫勇樹(千葉ジェッツ)、白濱僚祐(秋田ノーザンハピネッツ)、熊谷尚也(栃木)、ライアン・ロシター(栃木)が先発。一方、伊藤拓摩HC(アルバルク東京)が指揮を執るB.WHITEは岸本隆一(琉球ゴールデンキングス)、田口成浩(秋田)、喜多川修平(琉球)、張本天傑(名古屋ダイヤモンドドルフィンズ)、ディアンテ・ギャレット(アルバルク東京)の5名がスタメンに名を連ねた。
熊谷のファーストゴールで幕が開けた“祭典”は第1クォーター残り4分を切った時間帯からB.BLACKのペースに。途中出場の比江島慎(シーホース三河)と安藤誓哉(秋田)が3ポイントシュートを沈めるなど一気に得点を重ね、28-16で最初の10分間を終える。一方のB.WHITEはギャレットが個人技や金丸晃輔(三河)が正確なシュートを見せるも、得点は伸ばせなかった。
第2クォーターは両チームが点を取り合う激しい展開となる。B.WHITEが序盤に点差を縮めて同点に追いつくも、B.BLACKはニック・ファジーカス(川崎ブレイブサンダース)やジャスティン・バーレル(名古屋D)の得点で突き放し、富樫や安藤の3ポイントも飛びだし、B.BLACKリードの58-49で前半を終える。
第3クォーターは再びB.BLACKが主導権を握る。富樫のノールックパスからファジーカスが得点を決め、バーレルが富樫の体を持ちあげダンクを演出したりして会場を盛りあげる。B.WHITEは得点源のギャレットを中心に攻めこむも、なかなか点差は縮まらず、最終クォーターに突入する。
最終クォーターも田口や富樫など両チームのメンバーが会場に訪れた9567名の観客を大いに沸かせる。それでも、終始試合を支配したB.BLACKが117-95の22点差で快勝した。
なお、ファンによるSNS投票の結果、16得点5リバウンド6アシストを記録した富樫が大会MVPを獲得した。
【試合結果】
B.BLACK 117-95 B.WHITE