相性では3戦3勝の新潟優位、横浜は川村とウォッシュバーンの得点力で応戦

 現在Bリーグは交流戦の最中だが、今節は1試合しか行われないウィークデーゲームで、すべて同地区内の対戦となる。新潟アルビレックスBBは前回同様、横浜ビー・コルセアーズをアオーレ長岡に迎える。

 元日からのアルバルク東京との連戦は、要所でのターンオーバーが響いていずれも勝利にあと一歩届かなかった新潟。1日空いてオールジャパンを戦ったが、優勝した千葉ジェッツを相手に3回戦で完敗した。現在リーグ戦では中地区4位で、5位の横浜とはまだ差があるが、再開初戦で敗れると勝率5割に逆戻りとなるため、今節は勝っておきたいところだ。

 逆に横浜は直接対決で差を詰めるチャンス。前節の京都ハンナリーズ戦は連勝してホームを守った。ここにきて竹田謙が得点に絡むようになってきており、マークが厳しくなった細谷将司の得点ダウンをカバーしている。

 ここまでの対戦成績は新潟の3戦3勝。ただ、前回の対戦は川村卓也が欠場しているため、新潟としては川村の得点を止めたいところであり、横浜は川村の得点力が頼り。新潟の得点源2人を止めるのは難しく、川村とジェイソン・ウォッシュバーンの得点力でどこまで対抗できるかが勝敗を分けるポイントになるだろう。

文=吉川哲彦

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