2017.01.17

後半戦で盛り返したい両チーム、秋田は田口、北海道は牧がキーマンに

 第9節以来となるウィークデーゲームの中で、秋田ノーザンハピネッツレバンガ北海道の顔合わせは唯一オールジャパン不出場チーム同士の対戦。どちらも約3週間ぶりの試合となる。

 昨年末の富山グラウジーズ戦は連敗に終わった秋田。初戦は第3クォーターまでリードしながら第4クォーターのシーソーゲームを勝ちきれずに1点差で敗れ、翌日も同様に第4クォーターで逆転されてしまった。

 一方の北海道も、前節は琉球ゴールデンキングスに連敗した。初戦は大量98失点を喫し、翌日は第3クォーターを12失点に抑えてリードしながら、第4クォーターで逆転されて2点差の惜敗。しかし、開幕以来負傷欠場していた牧全がようやくBリーグデビューを果たし、フルメンバーがそろったことは好材料だ。また、特別指定選手として札幌大学4年生の田原隆徳も加わり、年明けのタイミングで反撃態勢は整った。

 ともに7勝22敗。直接対決では北海道が3戦すべて勝っているため、東地区での順位は北海道が上だが、秋田は勝てば最下位から脱出する。オールスターの3ポイントコンテストで優勝した田口成浩が、その勢いをチームに持ちこむことができるか。

文=吉川哲彦

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