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クリーブランドにWNBAチームが復活…新球団「サイレンズ」誕生、2028年に参入

WNBA新チームの名称とロゴが発表された [写真] =Getty Images
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 WNBAの拡大が、また一歩前進した。8月4日(現地時間3日)、2028年シーズンから参入するクリーブランドの新球団が、チーム名を「クリーブランド・サイレンズ(Cleveland Sirens)」に決定したことを発表した。

 近年、WNBAでは女子バスケットボール人気の高まりを背景に、新規参入の動きが加速している。2025年にはゴールデンステイト・ヴァルキリーズがリーグに加わり、2026年にはポートランド・ファイアが参戦。さらに、トロントやクリーブランドなど新たな市場への拡大も進められており、リーグは新たな成長期を迎えている。

 今回誕生するクリーブランドの新球団は、1997年に開幕したWNBAの歴史とも深い関わりを持つ。クリーブランドにはリーグ創設時から「クリーブランド・ロッカーズ」が存在していたが、2003年にオーナーのゴードン・ガンド氏が新たな買い手を見つけられず、球団は活動を終了。それから約25年の時を経て、クリーブランドに再びWNBAチームが戻ることになる。

 オーナーを務めるのは、2005年からキャバリアーズを所有するダン・ギルバート氏率いるロック・エンターテインメント・グループ。リーグへ2億5000万ドル(1ドル=157円換算で約400億円)のエクスパンションフィーを支払い、2028年からWNBA16番目のチームとして参戦する。

 チーム名の決定にあたっては、「キャバリアーズとは異なる独自のアイデンティティ」「エリー湖(北アメリカにある五大湖の一つ)とのつながり」「進歩的で現代的なイメージ」という3つの要素を重視した。

 発表された「サイレンズ」は、神話に登場する人魚“セイレーン”と、人々へ呼びかける存在としての“サイレン”という2つの意味を持つ名称。ブランドコンセプトには「Hear the Call(その呼びかけを聞け)」というテーマが掲げられた。

 公開されたロゴにはサイレンをモチーフとしたデザインが採用され、チーム名の「S」にはクリーブランドの略称「CLE」の文字が隠されている。また、2色のブルーはエリー湖と、かつて存在したロッカーズのロゴから着想を得たものとなっている。

 現地メディア『AP』によると、すでにシーズンチケットの予約金は9000件に達しており、今回のチーム名発表によってさらなる増加が期待されている。サイレンズのアリソン・ハワード球団社長は、キャバリアーズとは異なるファン層が形成されていることにも言及。「このチームはキャバリアーズとは独立した存在として成り立つ」と語り、州内外から新たな支持層を獲得していることを強調した。

 長い空白期間を経て、クリーブランドに帰ってくるWNBA。その歴史と新たな時代をつなぐ存在として、サイレンズは2028年のデビューへ向けて準備を進めていく。

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