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大坂なおみ、全米オープンでアイバーソンを“再現”…NBAレジェンドへの敬意を表す

アイバーソンを“再現”した大坂なおみ [写真] = Getty Images
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 大坂なおみが、NBAのレジェンドであるアレン・アイバーソンへの敬意を込めた衣装で全米オープンに登場し、話題を呼んでいる。

 8月31日(現地時間)、ニューヨークで開催されている全米オープンで初戦を迎えた大坂は、アナスタシア・ザハロワ(ロシア)との1回戦を前に、アーサー・アッシュ・スタジアムへ姿を現した。そこで大坂が披露したのは、バスケットボール界のレジェンド、アイバーソンを意識した大胆なファッションだった。

 大坂は自身のキャリアに関する新聞記事の切り抜きをあしらったフード付きのローブに、ボリュームのある白いスカートを合わせて登場。ローブを脱ぐと、コーンロウに編み込んだヘアスタイルに赤と黒のヘッドバンド、左右で異なるカラーのアームスリーブを着用していた。

 アイバーソンが現役時代に身につけていたスタイルを彷彿とさせるこの衣装は、この衣装は、ニューヨーク発のブランド「Who Decides War」のアイテムを、スタイリストのロウ・ローチ氏がコーディネートしたもの。大坂は大会前の記者会見でもアイバーソンの1999年の『SLAM』誌の表紙をプリントしたTシャツを着用していた。

 大坂はアイバーソンについて、「彼は先駆者。スポーツと文化を融合させた存在で、ファッションにも大きな影響を与えた」といった趣旨のコメントを残している。Nikeが今回の全米オープンでバスケットボールをテーマにしたことを受け、今回の衣装を選んだことも明かした。

 アイバーソンは1996年から2010年までNBAでプレーし、フィラデルフィア・セブンティシクサーズのエースとして活躍。11度のオールスター選出や2000-01シーズンのMVP受賞など、数々の実績を残した。また、コーンロウやタトゥー、ストリートファッションを取り入れたスタイルでも大きな影響を与えた。

 その存在はNBAのファッションにも変化をもたらし、2005年に当時のNBAコミッショナー、デイビッド・スターンが選手の試合会場への服装を規定するドレスコードを導入した際には、アイバーソンのスタイルがその背景にあったとの見方も広がった。歌手のクリス・ブラウンは「マイケル・ジョーダンがバスケットボールを作り上げ、アレン・アイバーソンがバスケットボールをクールにした」と語っており、スポーツの枠を超えた影響力を誇っていた。

 大坂はこれまでも、ファッションや文化を通じて自分自身を表現してきた。アイバーソンもまた、バスケットボールの枠を越えて自身のスタイルを貫き、スポーツ選手のファッションや自己表現のあり方に大きな影響を与えた人物である。その意味で、今回の衣装は大坂自身が大切にしてきた「スポーツと文化の融合」を象徴するものとも言えるだろう。

 なお、大坂はこの日のザハロワ戦で第1セット、第2セットともにタイブレークを制し、ストレート勝ち。2度の全米オープン制覇を誇るニューヨークの舞台で、まずは2回戦進出を果たした。

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