オールジャパン準々決勝の再戦はA東京に軍配、仙台は後半の猛攻及ばず

仙台を下したA東京は4連勝 [写真]=B.LEAGUE

 B1リーグ第16節が1月17日にカメイアリーナ仙台で行われ、仙台89ERSアルバルク東京が対戦。第92回天皇杯・第83回皇后杯(オールジャパン2017)の男子準々決勝の再戦となった試合は、A東京に軍配が上がった。

 第1クォーターは一進一退の展開が繰り広げられるが、残り4分を切った時間帯からA東京がペースを握る。正中岳城が3ポイントを決めてリードを奪うと、田中大貴ザック・バランスキーなどが立て続けに追加点を挙げ、23-15で最初の10分間を終えた。

 チリジ・ネパウエに先取点を奪われた第2クォーターだったが、伊藤大司と正中の連続3ポイントでリズムを作ると、トロイ・ギレンウォーターがこのクォーターだけで9点を記録する。ウェンデル・ホワイトを中心とした仙台攻撃陣に19点を許したが、46-34とリードを12点に広げて前半終了。

 第3クォーターは開始約5分までに竹内譲次の連続8得点などで最大22点のリードを奪ったものの、徐々に仙台に攻めこまれる。石川海斗とネパウエの2人に続けざまに得点を許すと、終了間際には熊谷宜之に2ポイントを決められ、62-53で終えた。

 最終クォーターは激しい点の取り合いとなる。開始早々に得点を許すも、すぐさま菊地祥平の3ポイントで応戦。その後はディアンテ・ギャレットやギレンウォーターの得点で突き放しにかかったが、オールジャパンのリベンジに燃える仙台に意地を見せられて試合終了残り10秒に9点差まで詰め寄られる。それでも、最後はギャレットのフリースローから加点し、A東京が最終スコア91-80で仙台を下した。

 勝利したA東京は4連勝を達成して東地区の首位を堅守し、惜敗した仙台は2試合ぶりの黒星となった。

【試合結果】
仙台89ERS 80-91 アルバルク東京

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