1月27日、B1リーグ第18節仙台89ERSvs京都ハンナリーズがカメイアリーナ仙台で行われた。
開始40秒、マーカス・ダブの先取点で試合を動かした京都は、相手の度重なるシュートミスもあり順調に点差を広げる。最初の10分間を17-7で乗りきると、続く第2クォーターでは一転して仙台の猛攻を受けるも、“貯金”を失うまでには至らず、34-30でハーフタイムを迎えた。
しかし京都は、第3クォーターでも仙台のタイトなディフェンスに手を焼き、なかなかシュートが打てない。この10分間では流れの中から10本しか打てず成功はわずか3本。逆に仙台には22本中8本のシュートを決められ17失点を喫し、44-47と逆転を許した。
最終クォーターでは一進一退の攻防が続き残り3分57秒、京都のケビン・コッツァーの2ポイントが決まり50-54。直後に京都がタイムアウトを取ると、そこから一気に流れを引き寄せる。内海慎吾の3ポイント、コッツァーの2ポイントで再逆転し、コッツアーのフリースロー、内海の3ポイントが再度決まり59-54の5点差。終盤のファウルゲームでも着実にフリースローで得点を重ねリードを守りきった。
ロースコアゲームを制した京都は西地区暫定4位に浮上。敗れた仙台は東地区単独4位浮上のチャンスを逃した。