2017.01.27

千葉はオフェンスでの果敢な仕掛け、大阪は相馬ら日本人の得点力が勝敗を分ける

2000年より、バスケットボール専門で取材活動中

 2節続けてホームゲームとなる千葉ジェッツ。千葉ポートアリーナで戦った前節から、今節は船橋アリーナに戻って大阪エヴェッサを迎え撃つ。

 前節は、オールジャパンのリベンジを狙ったシーホース三河と1勝1敗の五分。初戦はマイケル・パーカーの27得点などで勝利したが、翌日は西地区首位の三河の意地に屈し、連勝とはならなかった。得点は両日とも74。タイラー・ストーンの欠場による得点力ダウンよりも、ディフェンスの出来が勝敗に直結した。

 大阪は秋田ノーザンハピネッツを相手に連勝。2戦とも第1クォーターのリードを守りきれなかったものの、第4クォーターに再びスパークしてひっくり返す展開だった。エグゼビア・ギブソンに代わってスターターに入ったリチャード・ロビーが本領を発揮。また、相馬卓弥が3戦連続2ケタ得点と好調で、他の日本人選手も得点面での貢献度が上昇している。

 千葉は、三河に敗れた2戦目でフリースロー試投ゼロという珍しい記録を残した。今節は果敢にアタックしてファウルを誘い、得点を伸ばすと同時に大阪の強力なインサイドをファウルトラブルに追いこみたい。大阪は引き続き日本人が得点に絡めるかが重要になるだろう。

文=吉川哲彦

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