2017.01.26

京都の浜口HCと日下は古巣対決、坂本離脱の仙台は柳川らの得点力に期待

 仙台89ERSは前節のサンロッカーズ渋谷戦を1勝1敗で終えた。初戦は前半の10点リードを第3クォーターで追いつかれながらも、第4クォーターの28得点で振りきった。翌日は得点が伸びずに敗れたが、柳川龍之介が年明けからの3試合すべてで10得点前後を挙げているのは良い傾向だ。また、第1戦で4アシスト5スティールをマークした志村雄彦の貢献度も高かった。坂本ジェイが故障者リストに入り、新たに外国籍選手を獲得する意向のようだが、契約して登録が完了するまでは、当然ながら高さが不足する。全員で守る意識をさらに高めなければならない。

 今節の相手は京都ハンナリーズ。東地区2位の三遠ネオフェニックスと対戦した前節は、初戦で川嶋勇人が3ポイント4本を含む17得点を挙げたが一歩届かず。しかし、翌日は第4クォーターにひっくり返して勝利をもぎ取った。両日ともマーカス・ダブがインサイドで踏ん張り、粘り強さを見せた。

 浜口炎ヘッドコーチと日下光にとっては、長年在籍した古巣とのアウェイ戦。仙台ブースターとしては思い入れの強い2人の凱旋になる。特にブースターが心待ちにしているのは、志村と日下がリーダーとしてチームメートを鼓舞する姿だろう。

文=吉川哲彦

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