B1リーグ第22節第2戦が2月26日に各地で行われた。
“愛知ダービー”の第2戦は、三遠ネオフェニックスが名古屋ダイヤモンドドルフィンズとの激闘を制した。40分間を80-80で終えると、突入した延長戦では残り45秒を切った時間帯からロバート・ドジャーと田渡修人が連続得点を奪い、土壇場で92-92の同点に追いつく。再延長戦ではドジャーの7得点を含む10点を積みあげ、追いすがる名古屋Dから102-98で逃げきった。ドジャーが35得点、ジョシュ・チルドレスが32得点12リバウンドを挙げる活躍を見せ、チームの3連勝に貢献した。
ホームの北海きたえーるで横浜ビー・コルセアーズと対戦したレバンガ北海道は、21点の差をつけて快勝。第1クォーターから13点のリードを奪うと、その後の3クォーターでも着実に得点を重ね、試合を通じて横浜にリードを渡すことなく、85-64で白星を挙げた。第1戦で6得点を挙げるにとどまった野口大介がチーム最多の17得点と奮起し、ジョーダン・バチンスキーと西川貴之も2ケタ得点を挙げた。
アルバルク東京をホームに迎えた滋賀レイクスターズは、87-85で劇的勝利を収めた。第1クォーターにジュリアン・マブンガが4本の3ポイントシュートを含む14得点を挙げるなど、28-23で5点をリード。続く第2クォーターでは点差を広げたが、第3クォーターは一進一退の展開が続く中、開始5分3秒にデビュー2戦目のジェフリー・エアーズに得点を許すと、ザック・バランスキー、田中大貴に連続得点を決められ、55-55の同点に。すぐさま突き放したが、ディアンテ・ギャレットと竹内譲次に得点を与え、57-61の4点のビハインド背負って最終クォーターに突入する。最後の10分間は試合終了残り1分27秒まで追う展開が続いたが、同1分8秒にクレイグ・ブラッキンズ、同51秒にマブンガの得点で迫ると、同14秒に並里成が3ポイントをマークして逆転に成功。直後に同点弾を決められるも、同3秒に獲得したフリースローを並里が2本とも決め、滋賀が87-85でA東京を下した。
栃木ブレックスは富山グラウジーズを寄せつけず、102-76で快勝した。第1クォーターは先制点こそ許したものの、古川孝敏の12得点を含む一挙31点を挙げると、第2クォーターでは点差を25点にまで広げる。第3クォーターは宇都直輝と城宝匡史を中心に攻めこむ富山の猛攻に遭うが、遠藤祐亮やジェフ・ギブスの得点で応戦し22点をマーク。最終クォーターは24失点を喫するも、須田侑太郎やライアン・ロシターなどが得点を重ね、白星を手繰り寄せた。エースのライアン・ロシターは12得点にとどまったが、遠藤が19得点、ギブスが18得点をマークした。
【試合結果】
三遠ネオフェニックス 102-98 名古屋ダイヤモンドドルフィンズ
レバンガ北海道 85-64 横浜ビー・コルセアーズ
栃木ブレックス 102-76 富山グラウジーズ