SR渋谷が西地区首位の三河に完勝、広瀬が今季最多25得点と躍動/B1リーグ第15節

両チームトップ、今季最多の25得点を挙げたSR渋谷の広瀬健太 [写真]=B.LEAGUE

 3月5日、未開催分のB1リーグ第15節第2戦が行われ、サンロッカーズ渋谷が敵地のウィングアリーナ刈谷でシーホース三河と対戦した。

 SR渋谷は試合開始15秒に広瀬健太の3ポイントシュートで先制すると、同1分5秒にロバート・サクレのアシストからアールティー・グインが得点をマーク。直後に3ポイントなどで同点に追いつかれながらも、グインと伊藤駿が連続得点を挙げ、広瀬の3連続得点で突き放す。その後も順調に点差を広げ、29-15の大量14点リードを奪って第1クォーターを終えた。

 続く第2クォーターは途中出場のギャビン・エドワーズに先取点を許したが、すぐさまアキ・チェンバースベンドラメ礼生の得点で応戦。残り3分4秒からエドワーズ、比江島慎市岡ショーンに立て続けに得点を与えて9点差まで詰め寄られる。しかし、残り2分間を無失点に抑え、広瀬と満原優樹が得点を重ね、45-31で前半を折り返した。

 第3クォーターはアイラ・ブラウンが2本の3ポイントを含む11得点、サクレと広瀬がともに6得点を挙げる活躍。守っては相手の得点をわずか14点に抑えこみ、この10分間だけで点差を28点にまで広げた。

 最後の10分間は西地区の首位に立つ三河の猛攻を受ける。森川正明に10得点を許し、エドワーズとアイザック・バッツにも攻守で奮起されるが、清水太志郎大塚裕土らを使いながら最後まで危なげない試合運びを見せ、SR渋谷が87-66の21点差で完勝した。

 58-71で敗れた第1戦のリベンジを果たしたSR渋谷は、広瀬が今季最多の25得点と躍動した他、ブラウンが15得点10リバウンド、伊藤が10得点4アシスト、サクレが10得点6リバウンドの活躍を見せた。一方、連勝が4でストップした三河は、得点源の金丸晃輔がわずか6得点を挙げるにとどまった

【試合結果】
シーホース三河 66-87 サンロッカーズ渋谷

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