3月6日、未開催分のB1リーグ第10節第2戦が国立代々木競技場第二体育館で行われ、東地区2位のアルバルク東京が同地区首位の栃木ブレックスと対戦した。
A東京は試合開始早々、田臥勇太のアシストから竹内公輔に得点を決められ先制を許す。直後に竹内譲次、ディアンテ・ギャレットの連続得点で一時はリードを奪ったものの、一進一退の展開が続き、第1クォーターを18-19の1点ビハインドで終えた。
第2クォーターは開始約3分間で点差を8点まで広げられるも、竹内譲の連続3ポイントなどで応戦。追う時間が続いたが、2点ビハインドまで詰め寄った残り19秒にザック・バランスキーがオフェンスリバウンドを得点につなげ、41-41の同点で前半を終了した。
第3クォーターは主導権を握って一気にリードを広げる。開始4分15秒までに竹内譲、ジェフ・エアーズ、田中大貴が立て続けに得点を挙げ、栃木を無失点に抑える。その後は正中岳城とバランスキーの3ポイント、トレント・プレイステッドの連続得点などで15点差をつけ、66-51で最後の10分間に突入した。
最終クォーターは開始10秒にジェフ・ギブスにバスケットカウントを許すも、すぐさまギャレットのアシストから正中が3ポイントを沈める。その後は須田侑太郎の3ポイントなどで猛攻を受けるが、ギャレットや正中がしっかりと得点を重ねて寄せつけず、A東京が89-73の16点差で勝利を収めた。
66-74で敗れた第1戦のリベンジを果たしたA東京は、ギャレットがチームトップの25得点を挙げた他、正中、竹内譲、エアーズが2ケタ得点をマークした。一方、3連勝を逃した栃木は、前日11得点のギブスが今季最多の25得点と奮起したが、それに続くスコアラーが現れなかった。
【試合結果】
アルバルク東京 89-73 栃木ブレックス