B2リーグ第25節第2戦が4月2日に各地で行われた。
岩手ビッグブルズはホームで青森ワッツとの激戦を制した。49-56の7点ビハインドを背負って最終クォーターに突入すると、試合終了残り3分10秒から永田晃司、小野寺祥太、ドナルド・ローソンの3連続得点で1点差まで追いあげる。すると、69-70で迎えた同2秒に澤口誠が決勝点となる逆転の3ポイントシュートを沈め、岩手が72-70で勝利を収めた。
西地区首位を走る島根スサノオマジックと同地区2位の広島ドラゴンフライズの上位対決は広島に軍配が上がった。前半で8点のリードを奪うと、第3クォーターは田中成也の3ポイントシュート3本などで相手を上回る20点を積みあげ、59-50で最終クォーターに突入。最後の10分間こそ攻めこまれたが、序盤のリードを守りきった広島が76-69で第1戦の雪辱を果たした。
ホームの青柳公園市民体育館で福島ファイヤーボンズと対戦した茨城ロボッツは、83-73で勝利を収めた。第1クォーターからリック・リカートが11得点を挙げる活躍を見せて8点のリードを奪うと、第2クォーターも26点を積みあげ前半だけで18点をリード。第3クォーターでさらに点差を広げて迎えた最終クォーターは福島に攻めこまれ25点を許したが、逆転されることなく10点差で白星を挙げた。
鹿児島レブナイズは香川ファイブアローズと対戦。第1クォーターで24-20、第2クォーターで21-17とリードして前半を折り返すと、第3クォーターには24点を積みあげ69-59で最終クォーターを迎える。チェハーレス・タプスコットに一挙15得点を与えるなど香川の猛攻を受けるが、86-84で迎えた試合終了残り10秒に中園隆一郎が1本のフリースローを決めて勝負あり。最終スコア87-84で逃げきり、5試合ぶりの白星を挙げた。
【試合結果】
島根スサノオマジック 69-76 広島ドラゴンフライズ
茨城ロボッツ 83-73 福島ファイヤーボンズ
信州ブレイブウォリアーズ 65-91 バンビシャス奈良
鹿児島レブナイズ 87-84 香川ファイブアローズ
山形ワイヴァンズ 78-73 群馬クレインサンダーズ
愛媛オレンジバイキングス 86-77 熊本ヴォルターズ
西宮ストークス 94-55 アースフレンズ東京Z