B1リーグ第27節第1戦が4月8日に各地で行われた。
3連敗中のアルバルク東京はホームに仙台89ERSを迎えた。16-15で迎えた第2クォーターはシュートが決まらず、わずか4得点を挙げるにとどまると、18失点を喫し、20-33と13点のビハインドを背負う。それでも、第3クォーターにディアンテ・ギャレットの9得点などで一挙22点を積みあげると、仙台の得点を5点に抑えこみ試合をひっくり返す。4点リードで迎えた最終クォーターも点差を広げ、58-51で勝利。A東京はギャレットが27得点と孤軍奮闘の活躍を見せ、連敗を3でストップした。
青山学院記念館で行われたサンロッカーズ渋谷vs横浜ビー・コルセアーズは、ホームのSR渋谷が勝利。前半を28-26で折り返すと、第3クォーターに大塚裕土が5本の3ポイントシュートを決める活躍を見せて一挙33点を積みあげる。61-41と20点リードで迎えた最終クォーターは相手に21点を与えたが、リードを守りきり、最終スコア78-62で勝利を収めた。
新潟アルビレックスBBは敵地で富山グラウジーズと対戦。第1クォーターに五十嵐圭ら計4人が3ポイントシュートを決め、23-14とリードするが、第2クォーターは13点を挙げるにとどまり、36-36の同点で前半を折り返した。しかし、第3クォーター残り3分59秒にダバンテ・ガードナーがバスケットカウントを決めると、五十嵐、佐藤公威の3ポイントシュートも飛びだし、24点を積みあげ60-53に。7点差で迎えた最終クォーターも相手を上回る25点を記録し、85-75で白星を手にした。
前節で西地区2位に浮上した琉球ゴールデンキングは、敵地で滋賀レイクスターズとの接戦を制した。54-45とリードした中で突入した最終クォーターは滋賀の猛追を受ける。残り7分54秒に並里成に3ポイントシュートを決められると、狩野祐介にも3本の3ポイントを許し、同3分10秒に66-66の同点に追いつかれる。しかし、すぐさまラモント・ハミルトンのバスケットカウントで得点を重ねると、津山尚大、アンソニー・マクヘンリーも加点し、再びリードを奪った琉球が逃げきり、75-73で勝利した。
【試合結果】
アルバルク東京 58-51 仙台89ERS