B2リーグ第26節第1戦、第2戦が4月8日に各地で行われた。
西地区3位の熊本ヴォルターズは同地区首位の島根スサノオマジックに競り勝った。試合序盤から古野拓巳を起点に攻撃を組み立て、49-42と7点リードして第3クォーターを終える。最終クォーターもポール・ビュートラックを中心に得点を重ね、試合終了残り7分には59-44と点差を15点に拡大。しかしそこから、ライアン・リード、高畠佳介、横尾達泰に猛攻を仕掛けられ、同5秒にはジェラル・デービスのシュートで64-64の同点に追いつかれる。それでもタイムアウト明けの同2秒にレジナルド・ウォーレンがレイアップで得点を決め、最終スコア66-64で勝利を収めた。
青森ワッツはホームに茨城ロボッツを迎えた。54-62と8点のビハインドを背負って迎えた第4クォーターに氷山雄太の連続得点などで追いあげ、72-75と3点差まで迫った試合終了残り2分1秒には會田圭佑が3ポイントシュートをマーク。そのまま得点が動かないまま迎えた延長戦では、茨城に先制点こそ許すも、その後はカイル・バローンとアラン・ウィギンスのインサイド陣が得点を挙げて逆転に成功する。最後は氷山と館山健太がフリースローを沈め、85-80で勝ちきった。永山は今季初めての2ケタ得点となる10得点をマークして勝利に貢献した。
西宮ストークスは 東京エクセレンスと対戦。第1クォーターは東京EXの西山達哉にアウトサイドから得点を積み重ねられ、15-21とリードを許す。しかし第2クォーターに谷直樹やドゥレイロン・バーンズを中心とした攻撃で追いあげ、38-38の同点で試合を折り返す。第3クォーターに入ると、西宮はラリー・オーウェンス、東京EXはライアン・ステファンが起点となって攻め合い、58-59で最終クォーターに。その後も互いに譲らない展開が続くが、75-77と2点ビハインドで迎えた試合終了残り4秒にバーンズのアシストから谷が3ポイントシュートを決めて勝負あり。最終スコア80-77で西宮が東京EXを下した。
福島ファイヤーボンズは山形ワイヴァンズとの激戦を制した。前半を36-34で終えるも、第3クォーターは仲西淳の3ポイントシュートなどで巻き返され、50-56と逆転されて第4クォーターに。しかし、セドリック・ボーズマンと菅野翔太が中心となって得点を積みあげ、試合終了残り1分28秒には65-63とリードを奪う。それでも山形に追いあげられ、65-65の同点で40分間を終了。延長戦は拮抗した展開が続いたが、試合終了残り1分30秒にセドリック・ボーズマンがバスケットカウントで3点を加えると、その後もボーズマンが4本連続でフリースローに成功。勝負強さを見せた福島が77-76で白星を挙げた。
【試合結果】
広島ドラゴンフライズ 112-81 鹿児島レブナイズ
熊本ヴォルターズ 66-64 島根スサノオマジック
東京エクセレンス 77-80 西宮ストークス
Fイーグルス名古屋 96-86 バンビシャス奈良
アースフレンズ東京Z 77-71 信州ブレイブウォリアーズ
群馬クレインサンダーズ 85-65 岩手ビッグブルズ
福島ファイヤーボンズ 77-76 山形ワイヴァンズ
香川ファイブアローズ 67-80 愛媛オレンジバイキングス