北海道が栃木に今季初勝利、SR渋谷は新潟を下し4連勝/B1リーグ第28節

北海道は63-57のスコアで、今季初めて栃木から勝利を挙げた [写真]=B.LEAGUE

 B1リーグ第28節第2戦が4月16日に各地で行われた。

 レバンガ北海道が敵地で栃木ブレックスを撃破した。試合開始から両チームとも得点が伸びないロースコアゲームの展開となり、36-36の同点で最後の10分間に突入。ジョーダン・バチンスキーが第4クォーター最初のシュートを決めると、試合終了残り8分52秒に多嶋朝飛が3ポイントシュートを沈め、バスケットカウントで1点を追加。さらに同7分49秒に多嶋が再び3ポイントを決め、44-38とリードを広げると、桜井良太、バチンスキーの連続得点で47-38と9点差に。同1分49秒には古川孝敏のフリースローで55-54と詰め寄られるが、同1分22秒にジャマール・ソープが3ポイントを決めて点差を広げ直す。その後はファウルゲームを制し、最終スコア63-57で勝利。多嶋は最終クォーターだけで12得点をマークし、今季初めて栃木から白星を奪う原動力となった。

 サンロッカーズ渋谷は敵地で新潟アルビレックスを下し、今季最多の4連勝を達成した。ダバンテ・ガードナークリント・チャップマンが起点となって攻めこむ新潟を相手に、SR渋谷はアイラ・ブラウンが応戦。21-20と1点リードで第1クォーターを終えると、第2クォーターはアールティー・グインが得点を伸ばし、40-37とリードを広げて前半を折り返した。後半はロバート・サクレもインサイドで得点を重ねて63-55と点差を広げ、最終クォーターも追いすがる新潟を、サクレを中心とした攻守で寄せつけず。主導権を保持したSR渋谷が最終スコア85-73で勝利した。ブラウンは3本のダンクを含む23得点を挙げ、13リバウンド5アシストも記録した。

 秋田ノーザンハピネッツ仙台89ERSを相手に79-60で快勝。15-15と同点で突入した第2クォーターにグレッグ・マンガーノを中心に攻める仙台に対して、レオ・ライオンズが得点を積みあげ、41-33とリードを作って前半を終了した。第3クォーターは互いに得点が伸びず13-13で終え、54-46で最後の10分間を迎えた。すると、ライオンズを起点に内外から効率良くシュートを沈めて点差を広げ、19点差の白星を挙げ2連勝。ライオンズは23得点8リバウンド5アシスト2スティールをマークしてチームをけん引した。

【試合結果】
栃木ブレックス 57-63 レバンガ北海道

サンロッカーズ渋谷 73-85 新潟アルビレックスBB

秋田ノーザンハピネッツ 60-79 仙台89ERS

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