B2リーグ第27節第2戦が4月16日に各地で行われた。
熊本ヴォルターズはホームで香川ファイブアローズと対戦し、96-85で勝利を収めた。第1クォーターで27点、第2クォーターで24点、さらに第3クォーターでは一挙30点を積みあげ、81-54の27点をリード。最終クォーターもポール・ビュートラックの得点で先制して主導権を握ったかに思われたが、開始41秒からニカ・ウィリアムズ、大澤歩、チェハーレス・タプスコットに4連続得点を与える。その後も3ポイントから失点を重ねて試合終了残り15秒には9点差まで詰め寄られたが、同6秒に古野拓巳が2本のフリースローを沈めて試合を締めくくった。
茨城ロボッツは、第1戦で東地区優勝を決めた群馬クレインサンダーズを撃破した。第1クォーターは拮抗した展開が続き17-14で終えたが、続く第2クォーターはリック・リカート、大友隆太郎、前田陽介、河野誠司が3ポイントシュートで効率良く得点を重ねてリードを9点に。第3クォーターで点差を2ケタまで広げると、最終クォーターは追いすがる群馬から逃げきり、87-68の19点差で勝利を収めた。
アースフレンズ東京Zと東京エクセレンスによる“東京ダービー”は、ホームの東京Zが連勝。60-50で迎えた最終クォーターは序盤から激しい点の取り合いとなり、試合終了残り4分26秒には4点差まで詰め寄られる。しかし、劉瑾、高山師門、ディオン・ジョーンズの連続得点で再び突き放し、終盤は渡邊翔太、伊良部勝志らがフリースローから加点し、最終スコア91-81で白星を挙げた。
広島ドラゴンフライズは愛媛オレンジバイキングスを下して2試合ぶりの白星。6点リードで迎えた第3クォーターは開始早々からクレイグ・ウィリアムス・ジュニアと俊野佳彦に得点を与え、53-63と試合をひっくり返される。しかし、最終クォーターはダニエル・ディロンや山田大治の得点で追いあげると、試合終了残り18秒に田中成也が逆転となる3ポイントシュートを記録。最後は朝山正悟がフリースローから得点を挙げ、75-73で競り勝った。
【試合結果】
島根スサノオマジック 96-72 鹿児島レブナイズ
茨城ロボッツ 87-68 群馬クレインサンダーズ
愛媛オレンジバイキングス 73-75 広島ドラゴンフライズ
熊本ヴォルターズ 96-85 香川ファイブアローズ
青森ワッツ 78-68 福島ファイヤーボンズ
アースフレンズ東京Z 91-81 東京エクセレンス
信州ブレイブウォリアーズ 46-82 Fイーグルス名古屋
バンビシャス奈良 76-79 西宮ストークス